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大食漢のOcたち

水槽を買ってからもうどれくらい経つだろうか。半年はまだ経っていないだろうが、なかなか長く感じている。

当初はアクアポニックスをするために、まずは普通の水槽から始めようと思って買ったものだったが結局アクアポニックスは実現できずにお魚水槽だけを続けている。

とはいえ、最初に買った5種類10匹のお魚たちは初期に自殺を繰り返し、その後は病気かなにかで死んでいき、ついには一匹まで減ってしまった。先月くらいに4種類8匹のお魚たちを買い増して喜んでいたのだが、数日後に初代の最後の生き残りが死んでしまって、その後も二代目たちは謎の死を遂げ、結局いまは3匹に落ち着いた。


そんな水槽なのだが、毎日ちょこちょこ眺めては喜んでいる。

数日前にLyが夕飯を作ってくれたときに、Oc(タニシ)が残っているのでいるかと言われて、殻を掃除するの大変だからな〜(この前Thanh Hoaに行った時に食べたサザエみたいな貝の殻を持って帰ってきて水槽に入れようと思っていたのだが一ヶ月近く経っても一向に中身が抜けきらず、汚いので未だに重曹水に漬けている)と渋っていたら、生きたやつだよ!と言う。

そう、食用のタニシを水槽に入れようというのだ!

もともと水槽の苔を食べてくれるというタニシは気になっていたのだが、まさか普段食べるOcを水槽に使うとは全く想像していなかった。素晴らしい発想の転換だ。


5匹のタニシたちは無事にトランスファーされて水槽の中を嬉しそうに動き回っていた。

なんと赤ちゃんまで連れてきていて1ミリ位の白い点が動いている。


後日、ハノイ近郊の田んぼで大きなタニシを見つけて3匹持って帰ってきた。

こいつらは野生のタニシだけあって生命力も強く、たくさん掃除をしてくれるだろうと大いに期待していた。

期待通りというか別のベクトルで期待以上の働きをしてくれている。

やつらは大食漢で初代から生き残った唯一の水草を半日で食い尽くしてしまった。

そしてその分の大量の糞を床に散らかしまくっている。

そのせいで水質は一気に悪くなっているようだ。


さて、こいつら(ワイルドタニシ)をどうしたものか。

まだ2日しか経っていないのだがこんな状況なので、対策を講じなければならない。

とりあえず、もうこの水槽には住まわせず、別の水槽に住まわせよう。

水草を食べるので、事務所でのんだお茶の葉っぱをそこに入れていればやつらもハッピーに暮らせるだろう。

そしてその糞だらけの水はもしかしたら植物に与えることができるかもしれない。

もしこれがうまくいかなかったら、、、でも自分が勝手に田んぼから連れてきてしまった手前殺すのは忍びない。

なので、もしうまくいかなかったら川か池に放流しよう。

彼らは最も汚い水質の環境でも生きていける(というかそれを志向する)らしいのでもってこいだろう。


でもかれらの気色の悪いぬめぬめした姿、そして眼はかなり気に入っているのでなんとか可愛がってやる方法が見つかればと思う。




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