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人にはあまり興味がない話

このブログは一方通行。

ツイッターはやらないし、インスタやフェイスブックもトイレでちらっと見るくらい。

人付き合いは悪くはないが、友達は多くない。

つまりは人にはあまり興味がないのだ。

自分に興味があるかというとそうでもない。

自分の中で最も興味があるのは自分の見る夢。

その夢を生成するためにはさまざまな体験が必要。

なので、日々の生活での気付きや新しい体験には飢えている。


昔、大学生くらいのときに彼女がおらず、友達も多くなかった。

あのときは、世界にたった一人だけ自分のことを理解して愛してくれる女性がいて、

自分はその女性を愛することができれば世界には他の人はいらず、二人だけで十分だ、

なんてことを真剣に考えていた。

今思えば、そんなふうに考えるのはインセプションのマリアンコティヤール(メンヘラ女)のようだ。

この考え方には2つの問題がある。

  1. 二人だけで生きていくなどつまらなさすぎる

  2. 自分のことを理解してくれる人などいないし、いたらつまらない

10年以上の時を経て過去の自分の考えに対して冷静に批判的に判断を下せるようになった。

幼稚過ぎるかもしれないが大きな進歩だ。


さて、この2つの話の中間点にあるのが現在の自分だと捉えられると考えている。

先日、5年ハノイに住んでいて一番楽しいことはなんですか?という質問をされた。

答えに窮して少々の待ち時間があった後、回答した内容は「家族と一緒に過ごす時間です」だった。

答えたあとに、あれ、何でこんなこと言ったんだろうと驚いた。

いままでの自分であったら美術館に行くこととか街歩きとか 美味しいレストランやカフェ巡りなどなんでも出てきそうなものだったが。

いつのまにか家族、というかLyちゃんと過ごす時間のほうが大切で楽しい時間になっていた。

実際問題、ハノイにはあまり娯楽がないので自然と内向きになってくるのかもしれないが。

そして、大学生の時の子供っぽい考え方が未だに自分の中に残っていて二人で楽しければいいかな、とも考える。


これから家族が増えたとして、この気持や考え方がどのように変わっていくかは観察していこう。



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