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40 分前
『すばらしい新世界』 オルダス・ハクスリー
妻が出産直前の入院中に読んでいた作品。 確か、生まれた次の日くらいに読み終わったと思う。 よくもまあ、そんなタイミングに読めたな、と感心すると同時にそんなタイミングでこの本に巡り会えた自分が非常にラッキーだと思った。 誰もが知っているSFと言えばジョージ・オーウェルの『19...
4 日前
『緋文字』 ホーソーン
三週間の獄中生活を経て、ようやく自由になった。 というのも義母テロで突如やってきた後に3週間いた義母がようやく帰ってくれたからである。 実際の刑務所がどんなところか知らないが、最近は刑務所に以前6ヶ月入っていたことがあった事実を思い出す、という夢を見た。...
7月28日
「21 Lessons 21世紀のための21の思考」
ユヴァル・ノア・ハラリのホモサピエンス全史が面白かったので買った本。 人類の歴史を観てきた全史に対してこの本は現代の人類に対する思考。 どちらかというと前作ほどの衝撃とかはなかったけど現代に生きる上での問題と、将来に対する考え方を提示してもらえたので勉強になった。...
6月2日
Curiosity killed the cat
好奇心旺盛な羊は羊飼いが面倒を見るのが大変なので真っ先に殺される。 だが、自分は好奇心を旺盛に保ち、いやむしろ増幅させていかなければならない。 今まで読んだ本の中でも極めて刺激的だった、ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』の備忘録をここに残しておく。...
2022年12月12日
人生という抽象的なものが具体性を帯びてきた
10月16日にLyちゃんにプロポーズをした。 結果はもちろん成功。 おめでと〜パチパチパチ! 結婚に関しては実は随分前から考えていたけど、一級建築士の試験が終わったら進めようということで、日本に帰ったときに両親には伝えて、銀座でお土産などの買い物をしているときについででフラ...
2020年1月25日
夜の果てへの旅 / セリーヌ
アマゾンでおすすめされたセリーヌの「夜の果てへの旅」を読んだ。 とにかく陰気で激しくて、暗い、みたいな謳い文句だったのでどんなものかと思って読み始めたが、最初に文体に慣れるのに時間がかかった以外はすんなりと読めた。 戦争の愚かさや人間の凶悪性、環境問題などがやや突飛すぎるス...
2019年3月8日
アンドロイドは電気羊の夢を見るか
キンドルで初めて本を一冊読んだ。 本の厚みが無いので読了感というものが感じられず、また、面白かったからと友達に貸すことも出来ないのがちょっと虚しい。あと、読み終わった本を本棚にしまって本棚がパンパンになっていく喜びもない。...
2019年1月6日
氷 アンナ・カヴァン
アンナ・カヴァンの氷という本を読んでいる。 冬休み前から読んでいるがゆっくりなのでなかなか進まない、がとてもおもしろい。 まだ読み切っていないので何も言えたわけでは無いのだが、この小説に登場する「少女」と「私」は男性社会側から見た「女」と「男」のメタファーにほかならないのか...
2018年12月27日
「学びを結果に変えるアウトプット大全」
「学びを結果に変えるアウトプット大全」 樺沢紫苑著 この本を読んで、アウトプットすることを試してみよう、ということで読書感想文やら映画の感想文を書いてみることにした。 アウトプット、つまり出力することで人生が劇的に変わることを80の切り口で説明している本である。...
2017年11月14日
ロマンチックなるもの
断片的なものの社会学という本を読み始めた。 このブログで書いているような、糞の足しにもならないセンチメンタルなロマンチックを書いているのだが、見事にロマンチックなるものの構造を描写していた。まだ本当に読み始めただけだが。 更地に建築が建つと影ができる。...
2017年4月16日
夢に出てくる女はいつも顔がない
記憶力が悪いものだからあらゆるものを携帯電話のメモ帳に残しておく。それを書いたことを忘れた頃に再び見返すとそのメモを書いた当時の状況や環境が以外にも非常に鮮やかに浮かび上がる。しかし、書いたメモ自体の内容は記憶やイメージと必ずしも一致するわけではないようだ。つまり、この行為...
2017年1月5日
失われた時を求めて、2017
年が変わった。 以前は年が変わる瞬間をジャンプして過ごすことで文字通り年を跨ぎ、一年間を飛び続けていようなどと思っていたが、去年か今年あたりから年が変わることに対する期待とか喜びのようなものがほとんどなくなったように思える。...
2016年11月9日
失われた時を求めて、Maison-T
タイミングとは不思議なもので、悲しいと思っていた時期は振り返ってみると現在あるいは未来への確かな軌跡を残しているのかもしれない。それでも、宙に浮いたような気分と感情は決して変わることはない。 この時期はいつになったら区切りがつくのかは全くもってわからないが、とにかく息を吸っ...
2016年1月6日
過ぎ去っていくものばかり
主観的な立場に立って物事を見た時、過ぎ去っていくものばかりでとどまるものなど無いのではないかと思う。 ものや建築、特に重くて動か無さそうなものはそこにとどまっているじゃないか、と思うが、主観的な「私」とそれをとりまく世界ということで見てみると、すべての物事は「私」にとっては...
2015年10月10日
スプリングシンドローム
スプリングシンドローム、この言葉は僕が大学二年生の時に覚えた言葉だ。というか自分でつくった言葉だ。 好きな女の子にしばらく会わないうちにその感情がどんどん高まり、いつの間にか自分の中では二人は親密な仲。 だけれども春休みが終わり久しぶりに顔を合わせてみると相手は何のこともな...
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